2005年度タイ奨学金の締め切り
3月22日が間近になりましたが、2005年2月21日現在、新中学1年生向けの奨学金数が2,595口と、目標数3,300口(2004年度実績)にまだ程遠い状況です。あと705人分!一人でも多くのタイの子どもが中学で勉強できるように、ご支援を宜しくお願いします。
先日、9年前に奨学金を提供した支援者の招きで来日した元奨学生の青年が、「もし奨学金がなければ、私はどのような人生を送っていたかわからないでしょう・・・今の自分があるのも、その時の奨学金があったからです」と語りました。
1997年から99年までの3年間ダルニー奨学金をもらって中学進学し、今は働きながら専門学校に通うタイの青年ワンチャイ・ユッパディさんが、奨学金支援者〔三井住友海上軽音楽部&スマイルハートクラブ〕の招きで今年2月中旬に来日。同クラブ主催の「第10回チャリティ・バレンタイン・コンサート」でのあいさつで、ワンチャイさんは涙を流しながらこう語りました。
「私はタイ東北地方ブリーラム県の農村に生まれ育ちましたが、貧困のため両親が出稼ぎに出たため幼い弟と2人で暮らす生活が続きました。中学進学をあきらめていましたが、日本から奨学金をもらえることになり私は一生懸命勉強し、その後は働きながら高校を卒業しました。今も働きながら、技術専門学校で学び将来はコンピュータ・エンジニアになることを目指しています・・・中学1年で奨学金を受け取った時、子どもでも孫でも知り合いでもない私に奨学金を提供してくれた方に心から感謝しました。もし奨学金がなければ、私はどのような人生を送っていたかわからないでしょう。今の自分があるのも、その時の奨学金があったからです・・・。 奨学金を提供してくれた方にここで直接お礼を申し上げることができるなんて夢のようです」と語りました。(詳細は、2005年6月発行予定の「ダルニー通信」38号で紹介予定)
年間1万円(週1回のコーヒー代)で、タイ東北地方の子ども1人が1年間中学で勉強できます。これは、タイの子どもが将来に夢や希望を抱き、自立への道を歩むことができる「はじめの一歩」です。皆さん、「教育里親=ドナー」として、ワンチャイさんのように、一人でも多くのタイの子どもが人生を切り開くことができるように支えていただけませんか!